2011年07月05日
小型水力発電を視察!
電力需要に対する関心が高まる中、
きょうは、会派の視察で
長野県・須坂市を訪れ、
同市で取り組まれている
グリーンエネルギー政策の先進事例の
「小型水力発電」について
学んできました(^0^)/
これは公園に設置され、LED街路灯の電力を賄っている水車。
須坂市では、
平成18年2月に、自然エネルギーの活用へ
「須坂市地域新エネルギービジョン」を策定。
その中で、
地域特性の「安定した水流」を生かし、
「流れに置くだけで発電できる
環境融和型の水力発電」
にも乗り出しました(^^)。
山間の「農業用水路」に設置されている水力発電機
水の力で勢いよく回ってます(^^)。
ちなみに、
この発電機で発電した電気は、
サルやイノシシといった
農作物を荒らす獣害対策として
設置している「電気柵」の電力に活用。
設置後、農作物の被害軽減
につながっているそうです。
ただ、
このタイプの水車は、
発電量も少ないものが少々難点(^^;)
須坂市では、現在、
より発電力のある様々なタイプの
水力発電機も設置し、検証していて、
我々も様々なタイプの発電機を
現地で見せて頂きました(^^)。
担当課の説明では、
「将来的には、農業用ハウスなどで使う
電力にも活用して、
『グリーンエネルギーの農業』として
PRしていくことも検討したい」とのことでした。
発電量や設置費用に大きな課題がありますが、
グリーンエネルギーについては、
非常に将来性や必要性も感じており、
今後、会派としても
さらに研究を深めていきたいと思います(^^)。